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テレビやPC、スマートフォンなどに「ゲームモード」という設定があるのを見たことがあるかもしれません。便利そうに見えますが、まずはこの機能の意味や仕組みを理解しておくことが大切です。

ゲームモードとは何か?

ゲームモードとは、その名のとおり、ゲームの動作をより快適にするための設定です。残念ながら、これをオンにしても特別なパワーアップが起きるわけではありませんが、オフのままだと画面の見え方が悪くなることもあります。

テレビのゲームモードとは?

ゲームをテレビでプレイする際に、特に効果を発揮するのがゲームモードです。


というのも、テレビでは「入力遅延(インプットラグ)」という問題が起こりやすいためです。

入力遅延とは、コントローラーの操作が画面に反映されるまでに生じるわずかな時間差のことです。ふだんは気になりませんが、反応の速さが重要なゲームではストレスになることもあります。

テレビのゲームモードの入力遅延(インプットラグ)

テレビのゲームモードは、画質や色補正などを後回しにして、映像処理のスピードを優先します。その結果、動きがスムーズになり、操作の反応も良くなります。ただしその代償として、画質がぼやけたり、色味が不自然になったりすることがあります。ラグが気になる人には便利ですが、映像の美しさを重視する人には気になるかもしれません。

スマホのゲームモードとは?通知オフなど便利な機能も

スマートフォンの場合、テレビのような入力遅延は起こりません。ではスマホのゲームモードにはどんな意味があるのでしょうか?

スマホのゲームモードは、Windowsのゲームモードと同じように、ゲームを最優先に動かす仕組みです。スマホやPCの処理能力をできるだけゲームに集中させることで、動作がよりスムーズになります。

また、通知やアラームなど、プレイ中に邪魔になりそうな機能も自動的にオフになります。たとえば、ラスボス戦の最中にメッセージ通知が表示されるような事態を避けられます。

ゲームモード:デバイスごとの違い

ゲームモードは使うべき?効果や注意点をチェック

状況によっては、操作の反応がよくなったり、全体的に快適に動くように感じられることがあります。
ただし、特にテレビでは画質が落ちると感じることもあり、ゲーム モードは人によって向き不向きがあるため、一度試してみるのがよいでしょう。

ゲームの種類やプレイ環境によって効果の感じ方は異なるため、一度オン・オフを試してみて、自分に合っているかどうかを判断するのがおすすめです。